選挙行った?

ウチの若者は選挙行ったかなあ。

なんとなく「どこに入れたか」を言うのはタブーっぽい雰囲気があるけど、そんなこともないと思うので。
ぼくは、立候補も比例代表も、維新の会に入れました。

弊社で、今回の参院選にあわせてひとつキャンペーン組んでたんだけど、
ポシャってしまった。
あれは本当にやっておいたほうがよかった。

Facebookは、選挙のあとの情報ばかり祭りになっているけど、
あれ結局、あとから騒いでも、なんの意味もないんだよね。

原発を推進し、憲法改正を推進する国策に、
みんなアグリーしたってことでファイナルアンサー、になってしまった。
衆参そろって。

金融緩和でインフレを誘引するってのは、
結局物価が全部上がると、トコロテン式に増えていくのが、
中流〜上流の税金額です。
「景気上がった!ヤッホーイ」と喜んで投票した人は、そのぶん経営者や従業員の血税が結果増える、ということを分かっているんだろうか。

それでも、いいってことかもしれない。
結局、経済的に日本という国は近いうちに何かの対策をしないと
借金まみれでつぶれるから。
所得税か、消費税か、少子化対策か、どれかをやらないと、
いずれギリシャかジンバブエみたいになってしまう。

この図のように、ぼくら以下の世代は、みんな大損こいているんです。

どうせ憲法を改正するなら、国民投票制にしたほうがいいと思うんですよね。オバマみたいに。
みんなが信頼できるリーダーを選び出すっていう。
結局、議会は国民の鏡、なのかもしれないけど。
それが抜本的な投票率の上昇や、マニフェストの理解にもつながる。

ということで、力強いリーダーに「やってみなはれ」をあげたかったから、維新の会に入れました。

次回こそは、終わった後でグダグダ言うんじゃなくて、
事前に何かキャンペーンをやりたい、と強く思っています。

論文は広告にもサービスにも最高のリファレンスなのではないか

Cancer Scanの石川善樹さんに会った。

12分あるけど、飽きさせない話。
実際に会っても、とても面白いひとだった。
今回は「長生き」とは別のテーマで盛り上がった。
石川さんは、論文を数多く参照し、課題に対しての新しい解決法を引き出す、という手法で、ネタをたくさんもっている。
PARTYも、課題を見つけてから、リサーチすることにけっこう時間をかけなよ、と言っている。
伊藤なんかがうまい。
テーゼに対してもデザインに対しても、リサーチの引き出しがすごい。
逆に、Qantaさんとか、リサーチなんてしなくても、すごく変なことを言って、それをカタチにすると非常に面白くなる、というタイプの人も稀にいる。
思えば、論文というのは、そもそも「世の中に眠っている課題への新しい解決をひきだす」ことを目的として、仮説と実証しているものがほとんどが。
新しいサービスをつくるとき、論文にある発見をベースとして、
体験型にすれば、当てずっぽうにやるより、よほどいいんじゃないかと。
Google Scholarなどで、簡単に検索できるしね。
一朝一夕で調べられるものではないかもしれないけど。
きっとGoogleのサービスとか、そうやってつくってるんだろうなあ。

HELP US!

首と顔がメチャクチャかゆい。

風呂上がりと起きたときが、んもう死ぬほどかゆい。
どうやら、寝ているときに掻いているのか、悪くなるいっぽうである。
けさ、血管の辺りを掻いたら、朝起きたら流血していた。

首のまわりが真っ赤になってしまって、
当初は「キスマークですかそれ」などとからかわれてたのだが、
先週あたり、はたしてキスマークなら100Pでもしたのかお前は、という
ウォーキングデッドさながらの様相を呈してきた。

皮膚科に行った。

「中村さん、これ、ヘルペスの可能性があります」
「へ、ヘルペス?」
「はい、正式には、ヘルペスカポジ水痘様発疹症というんですが」

か、カポジ?

カポジといえば、あれではないか。
HIVポジティブの初期症状に、たしかそんな名前が……。
一瞬サーッと血の気がひいた。
「ヘルペス」というのも、なんか性病っぽいではないか。

ガックリして、病院を出た。

検索したら、こんなかんじ。

などなど、さまざまなひどい症状が散見された。

(※注:これは最も軽度な部類です。
 ハスコラ等苦手な方は、絶対に画像検索しないほうがいいです)

むかし、こんなバナー (ID:interactive / PW:salaryman)つくったことがあるが。

いや、そんなはずはない。
そういった類のエロスは、まったく身に覚えがない。

XVIDEOでエイズが感染るなら、別だが。

(余談だけど、「XVIDEOってGoogleと同じくらいのビューがあるらしい」 と、Cakesの加藤さんが言ってました。すごいっすね)

ともあれ、いち経営者として、
「何その首」
「ヘルペスっす」

というのは、何だかすごくまずいような気がする。

若いころは私は非常にアナーキーで、
会社のルールは守らず、ナイフのように尖ってて、盗んだバイクで走り出す(という歌をこよなく愛する)ような男だった。

しかし、時は流れた。

私には、小さいながら、社会的責任というものがある。
いまの私の「ヘルペス中村っす。でへへ」は、それこそ極端な話、
「三木谷社長はクラミジアで株主総会を欠席されました」
ということと、ほぼ同義である。

お医者さんに、
「とりあえずこれ出しときますね」
と言われて出されたのが、スギ花粉症のときもらったのと同じ、「アレロック」という薬。

……あら?これで効くの?

どうやら、まずはアレルギーの線を先に疑ったほうがいいらしい。
小学生までアトピーだったし。

で、一週間飲み続けた。

結果。

ヘルペスじゃありませんでした。
メッチャアレルギー薬効きました。

いま調べたら、ヘルペスカポジ水痘様発疹症って感染するんですね。
PARTYの社員が全員ウォーキングデッドみたいにならなくて、ほんとよかった。

しかし、アレルギー薬飲むのやめると、またかゆくなってしまうんだよな。
どうすればいいのかなこれ。
本当にヘルペスじゃないのかなー。

IVS

IVSに呼ばれて、参加した。
ベンチャー企業の経営者が集まるサミットで、なぜかベンチャーではないウチが、はじめのプレゼンテーション。
CAの藤田さん、三木谷さんやLINEの森川社長をはじめ、みんな対談形式なのに、ぼくだけひとりでキーノート。
お客さんも、いつものような広告業界ではなく、ギラギラしたベンチャーの経営者たち。
これはさすがに緊張した。
が、結果はかなり喜んでいただけたようだった。
あーよかった。
DMMの亀山会長、カルチュア・コンビニエンスクラブの増田社長をはじめ、刺激的な人にもお会いすることができた。
ベンチャーの彼らからすると、PARTYの業態というのは、いま非常に特殊で、なんのためにどうやって食って行ってるのかよくわからないはず。
いまのベンチャーは殆どが、「投資を受けて、サービスを作って、社会をよくする。それと引き換えにマネタイズする」というしくみ。
で、お金を得る方法は、3つのどれか。
1. メディアになるほど拡大するか(nanapiとか)、
2. 小規模でもマネタイズできる業態を目指すか、
3. イグジットするか、のどれかだ。
いっぽうウチは、広告という非常によくできた仕組みの中に入って、なんか面白いことを考えて、即対価をもらう。投資を受けず、お金があまったらサービスでも作ろう、というチャランポランな日雇い労働者のように見えるかもしれない。
自社のブランドを高め続けることに目標がある、というか。
ベンチャーの彼らのほうが何倍もリスキーなんだけど、目標物がはっきりしているから、目はキラキラしていた。
いや、ギラギラしていた。
ああいう若者と、もっと知り合いたいな。
商品つくりたい。

ブログ復活

急に思い立って、ブログをちょこちょこ書いていこう、と思い直した。
なんとなくエラそうな立場になってしまったため、
不如意な発言が周りに悪影響を及ぼすことを恐れていたためだが、
文章力も鈍るし、逆にちょっとでも良い影響になるようなことくらい、気をつけて書けなければダメだな、と思ったためだ。
「渋谷ではたらく社長の告白」 を読んでいる。
新刊「起業家」を読もうと思ったが、
Amazonのレビューを見るに、まず前者を読むべきかなと。
おもしろい。
もっと仕事しなきゃなあ。
仕事がひと段落つき、
これからIVSの資料をつくる。
ウチ、ベンチャー企業じゃないのに、どうしようかな。
みなさんがご期待できるようなこと、言えるだろうか。
さらに、先週モスクワで、海外式プレゼンテーションの洗礼を浴びて、
どうしようかなあと思っている。
まあ、なれないことはやるべきじゃないかな。
こういうのは気負うと失敗するしね。

家入さん「こんな僕でも社長になれた 新装版」は買い

Liverty家入さんから、突然「こんな僕でも社長になれた」の新装版がとどいた。
以前、購入しようと思ったら、絶版ゆえかアマゾンで3,000円超の高値になっており、Twitterで「高くて買えないっすよ」とリプライしたのを覚えていてくれたのだろう。
新装版 こんな僕でも社長になれた

毎年、「インタラクティブ大喜利」というイベントの席でしか会ったことがない家入さんだが、
やっと読めたので、感想を書きたくなってしまった。
これこそ買いだ、と思った。
家入さんは最近こそ「もっと自由に働きたい」とか出してLivertyで若者を牽引してブイブイ言わせ続けているが、
彼の思想の原点、神髄はここにある。
どの経営者の経営学ノウハウよりしびれる。実践的かもしれない、とすら思う。
この本は、彼の七転八倒の半生記だ。
ヒトはどうあってもヒトの歴史や物語が好きな生き物。「こうしなさい」と箇条書き的に書かれたマニュアル本より、よっぽど楽しく読めて、終わったあとに残るものがある。
この本で、ぼくが共感した部分は、「別れや出会いが、人の根っこをつくる」という話。
一見、それは無意味なものに見えても。
ぼくは、家入さんと同い年(33)であるが、栃木生まれのクソガキが、22歳のときに、突然広告業界にワケがわからないまま飛び入りし「バナー広告のクリエイティブ」の能力に恵まれた。つくるものつくるもの、カンヌやらなんやらの世界的に有名な賞で金とかグランプリとかを受賞し、イギリス人の審査委員長に「envious」とか言われて、英単語の意味を辞書で引いたこともあった。
でも、それからSEMの台頭とか、ネット広告をめぐる世界の趨勢とかいろいろあって、
ぼくは、おもしろバナーをつくるのをいっさいやめた。
やめた上、会社も独立した。
いままで持っていた武器は使わず、新しい仲間と、装備を探した。
装備を外して思うのは、「自分の根っことは、何だったっけ」ということ。
人間とは、どんなに偉い人でも、基本的には、水とたんぱく質やアミノ酸などの炭素化合物であり、
せいぜい2000〜3000円の価値しかない。
さらに、宇宙から見たら、時間軸・空間軸から見ても、単なる塵芥だ。
ブイブイ言わしているときは、なんか自分を高く見積もっちゃうけど、
身ぐるみはがされてみると、なんだ、そのくらいのものだ、というところに立ち返る。
絵がうまい人とか、手に職持っている人のように、顕在的なスキルがあるわけではなく、
ドラクエのレベルや装備のように、わかりやすく数値が上がって行くわけじゃない。
ぼくは、当時に得たカンと人脈で、現在のしごとをなんとかこなしつつ、「ああ、炭素化合物だなあ」と自虐しながら新しい何かを探しているところだ。
たぶん、家入さんも、ペパボから退いたあと、
カフェとかキャンプファイヤーとかやりながら、「やっぱオレってなんなんだっけ」と自分が世の中に残していくモノの価値、ということにもう一度真っ向から対峙したんじゃないだろうか。
ウチの会社は、ちょっとしたハザカイ期にきている。
広告屋の出身が多いので、つい広告のビジネスモデルで、その場その場で面白いことを考えることに集中してしまういっぽう、
「OMOTE 3D SHASIN KAN」や、リアル脱出ゲームオンラインテクネなど、育てたいコンテンツをチョコチョコやれてきた。
また、つくるモノは「あれ?PARTYってこんなもんだっけ?」とも思っていて、ワクワクできて自分にしかできないモノをもっとハングリーに模索しなければなあ、などと思っているところ。
たぶんそれは、ぼくだけじゃなくて、いま、自分の現状に満足していないみんなも、
きっと今やっていることは、自分の根っこにつながっていて、
それは見えないけれど、ぜんぶ未来の何かにつながっている。
それが何であっても、「逃げる」ことであっても。
ぜんぶつながってるから、安心していいよ、逃げたっていいんだよ、
そういうことを、教訓じゃなくて体で言っているように思えた。
噂にたがわぬ、すんごくいい本でした。買いです。

【生きてます】 ねごとnameless、トトトトト、REGAME

トータルワークアウトをいくらやっても、痩せなくなってしまった自堕落野郎です。
おちこんだりもしたけど、私は太ってます。いや、げんきです。

アドバタイムズの企画で、電通の並河さんと対談してます。抗っちゃってます私。
なんだかカッコいい記事になったけど、本当に普段思っていることを、文章にしていただいた。

「つまらなくしているものに抗いつづける」なーんて偉そうなことを言ってしまっているが、「じゃあお前何かつくってんのか」と怒られそうなので、最近のしごとをいくつか。

● ねごと3部作 その1 【nameless】

obasan.jpg

おばさん強っ

ドラクエ的世界観で、サチコが失った自分のコトバを探す、というハナシ。
撮影現場の下北沢のGoogleマップを、全部8bit化するエンジンをつくり、現実とRPGがパラレルワールドになる、地図連動ミュージックビデオをつくった。

ずっと前からやってみたかった、トリプルオー関さんとのおしごとです。企画は電通の澤本さん岡野くん、樋口さんと。

3部作は、来月の2部も再来月の3部も、ちょっとお手伝いします。
とくに3部・最終章は、すごいモノを考えてますんでお楽しみにー。

● トートートトト
http://tototototo.to/

トイレのTOTOとサッカーくじのtotoがコラボした…という、ウソのような話。
ただコラボしただけじゃ面白くない、ということで、
コラボの証として「ゴールキーパー型トイレ」をつくった。

その名も、「S.G.T.K(スーパー・グレート・トイレ・キーパー)」。

S.G.T.Kのネーミングは、もちろんキャプテン翼の若林くん「S.G.G.K」のリスペクトです。
ペナルティエリア外からのシュートは全部止める!
10月28日から、いろいろなイベント等で守護神ぶりを見せつけます。
児玉カントクによるやばいムービーも製作中。
あわせてよろー。

そして……
REGAMEの第2回公演も行います!!

●REGAME vol.2 サイレントキューブからの脱出

regamereald.jpg

「リアル脱出ゲーム」のSCRAPさんとやっている、オンライン版リアル脱出ゲーム。今回は、サイレントキューブに閉じ込められた少女と、あれやこれやして脱出するストーリーです。
オンラインならではの謎、「リアル」ならではの謎も多数用意してます。
お恥ずかしながら映像の監督もやらせていただいてます。

前作で、サーバー落としてしまったので、次は万全でやります!

12月15(土) 16(日)の4回公演。
オンラインといえど、いち公演1500人までですので、チケットはお早めにー。

か……完全に告知だこれ……

あ、抗いつづけてますんで!

コンテンツとしての「謎」がおもしろいことにやっと気づいた

お久しぶりです。

PARTY中村です!

芸能人のアメブロを見習って、改行多めに挑戦します!

は、恥ずかしい……。
芸能人やモデルのみなさんも、ぼくのように<BR>タグをコピペしまくってんの?
ローラとか上地雄輔とか、<BR>タグをカンカンカンカン打ってるわけ?
それともCSSで改行サイズ調整してんのかな、ローラ。
さて!

リアル脱出ゲームオンライン「REGAME」というゲームプラットフォームをつくりました。

120615rego_pc_ufo2.jpg
リアル脱出ゲーム発明者のSCRAP・加藤隆生さんと出会い、意気投合して決めました。
アートディレクションは、ぼくの広告人生、ほとんどデザインお願いしてる、カイブツ木谷さん
第1回は、あのインテルにスポンサードしてもらえることになり、
「ホーンテッドハウスからの脱出」を7月24日から開始します。
当初は1500円でチケットを買って参加する脱出ゲームのつもりでしたが、Intelのおかげで500円まで下げることができ、海外版も制作しています。
PARTYの仕事としても、「MAKE TV」 「Fashon WALL」、そして「私の年収低すぎメーカー」につづいて、
私、久しぶりに気合を100%入れてやってます(いや、他ももちろん全部気合入ってますが)。
いま「体験版」をリリース中。
もちろんタダ。
たった15分の脱出!
解けた時の「アハ体験」ならぬ「あそっか体験」は恍惚のはず。
そう、みなさんを恍惚とさせるつもりでつくってます。
ぜひ!
あと、MTVに「謎CM」も出してます。
ハッキリいって、こっちのほうが容赦なく難しい。正解率4%。

● 「リアル脱出ゲームオンライン」?

Twitter上で、違和感を感じる人が少しいました。
そもそもFlashやアプリとしての「脱出ゲーム」から「リアル脱出ゲーム」って生まれたんじゃないの?と。
それがオンライン、ってよくわからないよ、と。戻ってきてるだけじゃん、と。
実は、そうなんです。
なので、この名前は「意気込み」でもあります。
世界的に大ヒットした「クリムゾンルーム」をはじめとする、「脱出ゲーム」というジャンル。
それがSCRAPの手で、実際に閉じ込められ、動きまわって解く「リアル脱出ゲーム」になった。
その時、見違えるほど面白くなったんです。
 ・身体を動かしながら、頭を使う楽しさ
 ・リアルな場所に、リアルな謎が埋め込まれている、現実と非現実ギャップ
 ・グループで、ひとつの謎に向かう参加性(その人の根本的な性格が見えたりする)
  ドキドキも、解けない悩みも、他の人と分かち合う。
 ・みんなで一緒に、「あそっか」体験
 ・他の参加者を出し抜いて、先に解きたい競争心
などなど。
こういう、偶然生まれた魅力(加藤さん失礼!)を、いくつか持ち込んでいったとき、
まったく新しいゲームに見えてくるんじゃなかろうか、という実験、というか意気込みだったりもします。

● 「REGAME」のウリ(いまんとこ)

honban_sample.jpg
 1) 世界中、全く同じ時刻にゲーム開始
  7月24日(火)22:00から(日本時間)
  リアル脱出ゲームと同様、みんなが一緒にはじめ、競うわけです。それも世界中。
  こわいですね。サーバ落ちちゃいますね。がんばります。
 2) 他の参加者が見える
  SNSアイコンとふきだしチャットで、他の参加者がいまどこにいるのか、
  何を話しているのか、見えます。
 3) MTVでまったく同じ時間に謎解き番組
  今回、MTVで、まったく同じ時間にテレビ番組をやることにしました。
  「REGAME connected TV(仮)」です。
 
  アーティスト、芸人たちが、全く同じ時間に、テレビの向こうでも謎解きします。
  テレビには、リアルタイムにFlashでレンダリングした情報を送信する予定。
  ゲームに参加できる人はより楽しめるし、参加してない人も追体験できる番組をつくります。
120616regame_MTV2.jpg
ちなみに、今回の「ゴーストハウス」全部ゴーストハウスの模型をリアルに作って、
そこに謎を実際に仕込んで、撮影しています。
リアルですんで!
SCRAPが謎を制作し、ぼくらがディティールを詰めていくんですが、
加藤さんの、異常なまでの「美しい謎」へのこだわりを見て、
「謎」というのは、コンテンツとしてこんなに面白いものなんだなあ、というのを再確認します。
美しい謎とは、たとえば「誰にもわからず、答えを聞いたら誰でも納得がいくもの」です。
いま、そういう視点で、古畑任三郎とケイゾクを見返したりしています。
めっちゃ面白い。
そういう謎が「わかった!」ときのアハ体験のような気持ちよさは、まさに恍惚です。
ぜひみなさん、恍惚としまくってください。
難しければ難しいほど、この快感もでかい!!はず。
実は、あまた考えた機能のうち、今回は見送った機能もたくさんあります。
「チームプレイ機能」「マイページ機能」「予習復習機能」……。
これは、今回の公演を踏まえて、vol.2, vol.3で追加していきます。
つーわけで、お楽しみに!

TOTAL WORKOUTでホントにやせた

32歳。
お肌の曲がり角を、ロッシばりにハングオンで直角に曲がったころ、どんどん体重が増えていった。
ズボンがどれも入らない。
Yシャツを着ると、ボタンとボタンのあいだが「無理っす」と言わんばかりのはちきれん状態になっている。そしてボタン飛ぶ飛ぶ。

仕方がないので、洋服屋さんでワンサイズ上を買おうとするのだが、試着するとき、鏡を見るとあまりの醜さに、死にたい気分になる。お前どんだけスソ上げるんだと。

165cm、65kg。

5年で10kg増えた。
5年前は、「中村さんってファイナルファンタジーみたいな顔してますよね」などと言われていた私が、若干、彦摩呂入ってきた。

これは非常にまずいのではないか。

彦摩呂は、まずい。味の宝石箱は、まずいのである。

そもそも私、それまで広告代理店から独立し「PARTY」などという会社をはじめ、小さな業界ではございますが、ニュースや雑誌などに出していただいたり、世界でもっともこまっしゃくれた街、代官山にオフィス構えちゃったりしている。
イノベーティブですごく面白いことをたくさんしたい、ハングリーな会社なのだ。

そもそも、弊社の設立者5人は、川村くんと私以外、みんなガッシリしている。
ハングリーどころか「いいもん食ってますね」感すらある。
このタイミングで、私の彦摩呂化は、社としても由々しき問題なのである。

で、まず、走ってみた。

20km走ったが、これがまたぜんぜん痩せない。
というか、ビールがうまい。
ビールがうますぎて、翌朝体重増えている、という負の連鎖に陥った。
若い頃は、これでグングン痩せたのになー。

そこで、ダイエットサプリを徹底的に濫用してみた。
毎食後、「扁鵲」(へんせき)と「カロリミット」と「パーフェクトスリム」をヘルシアまたは黒烏龍茶で流しこむ、という斬新な手法を取った。
しかし、これも効果はなかった。
代わりに、おなかが緩くなった。
もともとおなかが弱いのが、さらに弱くなり、しばばうんこをもらすハメになった。(代官山で)

今だからはっきり言える。
ダイエットサプリが効果あるのは、20代だけです。
というか、20代は、なにやったって痩せるんですねこれ。

そんな中、電通のエースCMプランナー、岡野くん(31)がCMの編集現場に訪れた。
岡野くんはもともとふっくらしている方だったが、なんと、ガリガリに痩せているではないか。

「岡野くん、どうしたの?すごい痩せてるじゃん!」
「んふふ、最近、トータルワークアウトに通いはじめてね」
「何それ?」
「芸能人では、清原、秋山、神田うの、高橋克典、ホリエモンとかやってるんだ」
「それはまた、全員イヤな顔ぶれだね」
「まあ、本当にすっごい痩せるから、興味あるなら試してみなよ。たった3週間だよ」

さっそくWebサイトから資料を取り寄せてみた。
まず目に入ったのが、料金表だ。

==============================
入会金 31,500円
月会費 21,000円
一回のトレーニングで3,150円〜
==============================

高っ。

しかし、パンフを取り寄せたら、入会金は免除だそうだ。
トータルワークアウトは、基本3週間のプログラム。一週間2〜3回のトレーニング。
3150 x 2回 x 3週 + 21000 = 39900円……

ぼくは、ポジティブに考えた。
まあ、ダイエットサプリにも、それくらい使っている。そして効果が出ていない。もし本当に効果が出るなら、安いものではないか。
コナミスポーツクラブは、18000円ほど。それにトレーナーがつくとすれば、まあ適正な値段ではないのか。

こういうものは、都合よく考えないと、ラチがあかないのだ。

見るまえに跳べ。
もしくは、よく見ないで跳ぶ。
迂闊。
それが私の信条である。

3日後、渋谷某所。

ぼくは、重いトータルワークアウトの門を開けた……。

ガカァーッ! (扉の向こうから光が差し込む音)

そこには……

ドォォーン!

do-n.jpg

?!

た、大勝軒の山岸店長、コンバットバージョン?

否。

創始者のケビン山崎さんである。

トータルワークアウトには、必ずケビンの像が置いてあるのだ。

ちなみに、ご本人は、もうすこしピカデリー梅田に似ている。

pt06.JPG

小学生のころ、自由作文で「二宮金次郎やクラークケントのように、像を作られて、後世に語り継がれるような人間になりたいです」と書き、金賞をもらったことを思い出した。
ケビンは、私の夢をすでに叶えていることになる。

……で、3週間トータルワークアウトを続けた結果。

メッチャ痩せました。

体重は、65→60の、5kg減程度。
若いころは55kgだったので、まだまだ。だが、見た目が決定的に違う。
引き締まりまくりである。
ズボン、はけまくりである。んもうスッポスポ。

あまりに感動し、隣席のQantaさんにも勧めたところ、
なんと彼はいま17kg痩せている。
ダイエットに悩み、サプリメントを買い漁る悩める子羊たちの、ソリューションである。
トータルワークアウトは、「引き締めて痩せる」ということについては、出色に効果があるようだ。

トータルワークアウト(以下TW)の痩せるメカニズムとは。

(1) 筋トレ
(2) 食事制限

こんだけ。

TWの筋トレは、普段ジムではあまりやらないような機器を中心にやる。
腕の付け根、足の付け根、背中等、体幹のでかい筋肉を中心に。
ダンベルとか腹筋より、代謝の面では効率がいい。
「もう限界」と感じる重さを、13回、10回、8回とやる。
「ふんぬーーーーーーーー!!!!!」とかいいながらやる。
そんなにきつくない。むしろ楽しい。

ときどき芸能人がいるのも、楽しい。

ぼくはベンチプレスが苦手で、5kgくらいしか上がらない。となりで、V6の三宅くんが、「ふんっ」とか言って、ぼ
くの4倍ほどのバーベルを上げたりする。
その場で、三宅くんに「生まれてすいません」「私はあなたの爪の垢ほどの人間的価値もございません」と土下座したい。

TWではトレーナーが必ずつく。
このトレーナーがまた全員変態である。
筋肉好きな男と、筋肉好きな女だ。
つい、「あなたはプライベートでも筋肉モリモリの異性が好きですよね?」と聞いてしまう。
「愚問ですね」と返される。

そして、翌日、バッキバキの筋肉痛になる。(ぼくはおっさんなので、翌々日)
これがまた楽しい。
ここで、グイっとプロテインをやっとくと、全部筋肉になってくれるというわけだ。

トレーナーの効果は、けっこうすごいものがある。
まず、筋肉を追い込むと必ずフォームが崩れる。すると、大事なところに負荷がかからないので、それを矯正する役割。
また、「ギリギリ上がらない重さ」に追い込むので、最後の数回サポートしてもらうことが必要になる。
一生やるものではないとしても、トレーナーについて正しい筋トレをする、という体験はしておくとトクである。

そして、食事制限。

TWは、「食事制限で痩せる」といっても過言ではない。

はじめに、トレーナーから詳しい説明がある。

「中村さんは、どんなカラダになりたいんですか?」
「グラップラー刃牙みたいになりたいです」
「そうですか〜」

と、普通に受け答えられた。
要するに、目標は前向きならなんでもいいらしい。

「中村さん、ちょっとこの本を見てください」

なんぞこれ?

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「トータルワークアウト式3週間ダイエットバイブル」

「人は、活動すると、まず糖質を使う。で、糖質がなければ脂質を使う。
 両方ともなくなると、蓄えた脂肪を使います。
 そこで、筋トレをして、たんぱく質をとると、代わりに筋肉になります」

なるほど。つまり……

「糖質と脂質を一切とらないでください。かわりにたんぱく質を取ってください。」
「何を食べればいいんですか?」
「まず、炭水化物はすなわち糖質。なので、全部ダメです。お米、パン、うどん、全部NG」
「肉は?」
「ささみ食ってください」
「さ、ささみだけ?」
「鳥の胸肉と、ヒレ肉はOK。脂をはずして食べてください。あと卵の白身」
「し、白身だけ……お豆腐や納豆は、たんぱく質だよね?」
「ああ、あれはけっこう糖質あるんで、NGです」
「キャベツは?」
「ああ、あれはけっこう糖質あるんで、NGです」
「ニンジンは?」
「ああ、あれはけっこう糖質あるんで、NGです」
「大根は?」
「ああ、あれはけっこう糖質あるんで、NGです」
「タマネギは?」
「ああ、あれはメチャクチャ糖質あるんで、NGです」

ちょっ……

ゲエエーーッ!

食えるもの、ないじゃん!

Yahoo!バナー広告のレギュレーション並に厳しい!

おまえはレギュレーションか!

【食べられるもの】
鳥のささみ、鳥の胸肉(皮はずす)、卵の白身、白身魚。
コンビニで食べられるのは、腿ハム、あたりめ、砂肝、水、コークゼロ、ビタミンカルピスゼロ。百歩譲ってビーフジャーキー。おでんのしらたき、昆布。生野菜。(後ろの4つは、TWの公式見解ではダメ)

「ぜ、ぜんぜん食えるものないじゃないですか!」
「いや、ありますよ。ウチにトータルワークアウトカフェってのがあって、そこで食べればいいんです

出た。

抱き合わせ商法である。

「あと、この本に食えるもの書いてあります」
「ちょっと見せて」
「いや、買ってください」

抱き合わせ商法である。

「また、もうひとつコツがあります。1日5食、食べてください。」
「そ、そんなに?」
「満腹にせず、空腹にもしない。ちょっとだけ食べるんです。
 それが、カラダの燃費を悪くするコツなんです」
「でも、ぱっと食べられるものがないよ……」
「そんなときのために、お持ち帰り用トータルワークアウト特製ささみスモークがあります!」

抱き合わせ商法である。

こうして、カフェでパッサパサのデリプレートを食べ、ささみスモーク350円(!)を買いこむ。
それが、また新たなケビン山崎の銅像をつくるためのインフラになるのである。

はじめの1週間は、めちゃくちゃきつい。
ところが、2週間目になると、なんだか慣れてくる。

おや? 気持ちお腹がひっこんだような。

感覚が鋭敏になり、普段おいしいと思わなかったものがおいしく感じるようになる。
「ささみうまいよ」とか思う。
絶食とは異なり、空腹感を感じないので、それほど苦痛ではない。

卵の黄身を捨てて、白身だけを食べてみたが、これはよくなかった。
黄身を流しに捨てている状態が、なんだか命に申し訳ない。
捨てられた黄身のほうも「え、そっち?」と戸惑っているはずだ。
「これじゃ死ぬよりももっとひどい」とか「これが、まどかの望んだ結末だって言うの?」とか思ったはずだ。
これは、2度とやらなかった。

そして3週間目。

このへんになると、確実に効果が出る。
おなかがグンとひっこむ。ズボンスッポスポ。
顔つきもぜんぜんちがう。彦摩呂が遠のく。

これは、かなり確実に効くダイエット法だ。
ホリエモンが勧めるのもわかる。
本気になったら、ぜひおためしあれ。

Toilet Bike Neo

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「うんこで走るバイク」をつくって、日本を縦断。
TOTOのエコ取り組み「TOTO GREEN CHALLENGE」を日本じゅうに広めてゆきます。
GREEN CHALLENGEとは【TOTO製品が排出するCO2を、削減していく】という宣言。
それを語る語り部を、できるだけすごい、TOTOにしかできないものにしようと考えました。
そこで考えたのが、ハイブリッドもEVも水素電池も超えた(?)、究極のエコバイクです。
…とはいっても、
このトイレバイクは、まだ、完全にスタンドアロンで、うんこだけで走れるわけではありません。
モーターショーのコンセプトカーと同じ。
でも、実際に、うんこ(汚泥)から精製したバイオガスだけで走っています。この工場は日本に数カ所あって、そこでガスを給ガスして走ってます。
この機構を、バイク内に取り入れれば、実はスタンドアロンでも成立する、というわけです。
今回は、CMもやりました。
電通・澤本さん岡野くんの黄金CMプランナーチームと、Directors Guildの細野監督

そして、一篇だけ、ぼくも監督をやらせていただきました。「LED篇」というものです。
(11/3(木)からON AIR)
「LED TALK」という世界初のこころみもやってます。
このうんこバイクに搭載されたLED機能をつかって、みんなのつぶやきを「あぶり出し」にして、人に送ることができます。
こんなふうに。

どうです。ぜんぜんワケわからないでしょう?
では、サイトであぶり出してみましょう。
深夜にこっそり、何十回もバイクを走らせ、ツイートさせてます。
この時点で変態なのに、さらにいくつかのツイートはCMで放送するという、新機軸にも挑戦してます。