(これは、アドバタイムズの記事のつづきです)
すべての情報が相互に共有され、自己と他者の境目が曖昧になってきたとき、
Tポイントカードの人類補完計画は完遂する。
ありとあらゆる日本のスタートアップビジネスが、イマイチ台頭できないなか、
このウルトラダークグレーゾーンを突き進みながら、ひとり人類補完計画をやっている超ベンチャー企業ことカルチュア・コンビニエンス・クラブは、ウルトラパンクな会社として、ホント応援しているんです。
惜しいのは、よくも悪くも、あの「カード」という形態だ。
もうぼちぼち、カードという形、いらないんじゃないかと思う。
いっそ、新生児が生まれた瞬間から、心臓にTポイントカード埋め込んでくれたほうがいい。
所持者の心臓が止まったときに、Tポイントの効力が失われる。
そうすれば、ファミマの店員も「あのう……Tポイント……」などと言わなくても、
ぼくの体内に埋め込まれたiBeaconとかでTポイント加算してくれればいいじゃないか。
ならば、さらに進めて、
Tポイントに人生そのものを記録してもらうのはどうだろう?
子供の親になってみて、「どうも継承と進化というものは効率が悪い」と思う。
たとえば、うちの子はいまだに「とうもろこし」を「ぽーころし」とか言っている。メチャクチャかわいいんだけど、心のどこかでは、面倒臭すぎる。いっそぼくの人生体験をFinal Cut Proで切り刻んで70時間くらいに圧縮してもらって、それ見てもらって「はい、ヒロキの人生はマスターしました」などということにしてほしい。
そのレベルになると、
もうTポイントも、ポイントですらなくなる。
「T」そのものになる。
「T」は、ひとりひとりの心のなかにある神性とか、
そういったものになるーー。
旧約聖書で、キリストが磔に処せられていた場所は、何だ?
……十字架だよ。
そう。
あの「T」の形と、ゴルゴダの丘に掲げられていた十字架は、完全に符合する!
つまり、Tポイントこそ、人類の原初であり、人類の滅亡を意味していたんだよ!!
な……なんだってーー!!
おい、ちょっとカルチュア・コンビニエンス・クラブの「CCC」を書いてみろ。
『こうですか』
「c」の穴を埋めるように、縦線を3本引いてみろ。
『こうですか』
それを左右反転してみろ。
『こうですか』
何に見える?
『こ……これは……【bbb】に見えます!!』
ちがーーーーう!
【666】だーー!!!
ええーーっ!!?
ヨハネの黙示録に記述されている、「獣の数字」だ!
地球は、滅亡する!
な……なんだってーー!!
CCCさん、賢いデータの使い方、尊敬しています。
< 完 >